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裁判員制度とバトルランナー

今日からいよいよ「裁判員制度」がスタートです。

そもそも何のための制度なのか?

ほとんどの国民がわかっていないことでしょう(・_・?)

この制度は小泉極悪政権時代にまとめられていることから、胡散臭さプンプンであります。

何の法律知識もない一般市民に司法判断をゆだねれば、“感情移入”“世論の空気”にもかなり影響されることでしょう。

必然的に裁判の質的劣化が予想されますね。。。。

当然これらのことは予測できるのですが、あえて推し進める狙いは???

いったん話が少しそれますが、新司法試験がスタートしてから合格率が格段に高くなってます。

H15年度旧試験 受験者数45372人 合格者数1170人 合格率2.58%
H16年度旧試験 受験者数43367人 合格者数1483人 合格率3.42%
H17年度旧試験 受験者数39428人 合格者数1464人 合格率3.71%
H18年度旧試験 受験者数30248人 合格者数549人 合格率1.81%
H19年度旧試験 受験者数23306人 合格者数248人 合格率1.06%

H18年度新試験 受験者数2091人 合格者数1091人 合格率48.3%
H19年度新試験 受験者数4607人 合格者数1851人 合格率40.2%
H20年度新試験 受験者数6261人 合格者数2065人 合格率32.9%

以前の司法試験は国家試験最難関で、半端ではない難しさでした。

法曹人口を意図的に増やす目的で始まった新司法試験ですが、なんとも安易です。

司法試験に合格したら、司法修習をへて最終試験・・・・そして弁護士・裁判官・検察官になれる権利が付与されるのですが、裁判官や検察官は定員の定めがある国家公務員のため、公務員試験にも合格する必要があるので、現実には弁護士になる人が圧倒的に多いそうです・・・。

ここで裁判員制度と大量生産された弁護士を結びつけて考えると・・・・・最終的には米国型の訴訟社会の構築を目的にしているのではないでしょうか?

訴訟に対する抵抗感の払拭が、個人対個人、個人対法人、法人対法人・・・などの裁判を激増させ、

日本人が本来持つ、「和の心」を破壊するのでは?と深い危惧を覚えます。

いづれ米国の法律事務所が大挙して日本に押し寄せ、日本国中の訴訟を草刈場にして大儲けでも企んでいるのではないでしょうか?

あふれかえる外資系保険会社のテレビCMよろしく、外資系法律事務所のテレビCMが始まるのでは・・・・?

戦後の日本がここまで成長できた原動力が、お互いを信じて助け合う相互扶助・相互互恵、すなわち“友愛”であることは間違いありません。

日本国民総奴隷化を推し進めた軽薄売国奴小泉・竹中時代の圧政の呪縛は法の世界にまでおよび、今も、そして未来も日本を弱体化させてしまうのです。

↓古い自民党をぶっ壊すとほざくも、自分の息子はちゃっかり世襲・・・・国民をなめきるポチでした。
ワン!
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あと、これは私の仮説ですが・・・・・↓

刑事事件の市民参加は雰囲気や感情での暴走が常態化し、最終的に「劇場型のさらし首ゲーム」と化す・・・・。

その目的は・・・・奴隷的労働とがんじがらめの制約で抑圧される多くの国民の鬱憤を嗜虐的に晴らすため。

ここで私の脳裏に浮かんだのは映画「バトルランナー 1987 米国」です・・・
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ご存知シュワちゃん主演のヒット作品です。

ストーりーは・・・2017年の近未来、独裁型管理社会と化したアメリカでは抑圧された市民のストレス発散の唯一の娯楽がテレビであった。
なかでも、犯罪者を番組で処刑する劇場型生番組が国民の熱狂的支持を集める。
そこへシュワちゃん扮する主人公が罪をでっち上げられて犯罪者として送り込まれるが・・・・。

こんなかんじではなかったでしょうか?

映画公開当時(1987)は近未来といってもまだまだ先のこととイメージできず、ただただ面白おかしく見ていましたが、時は2009年・・・・想定している近未来(2017)に近づいています。

まあただの私的妄想ですが。。。。(^^;)

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