日経225先物 10月22日の結果 -380000円
- 2014/10/22
- 15:01
日経225先物 10月22日の結果 -380000円
今月合計 +420000円

著者はもともと引越し屋さんだが、
亡くなった人が遺した荷物に引き取り手がないことにヒントを得て、
遺品のリサイクルという商売を思いついた。
成功したベンチャーの事例としておもしろそうだったので
軽い気持ちで手にとってみたが、これが大変なシロモノである。
どんな遺族も、遺体の痕跡が残った遺品、
すなわち死臭が染み付いた遺品は引き取らない。
死臭が染み付くのは、死後何日も放置された結果、
遺体の腐敗が進むからである。
著者が遺品の回収に出向く部屋には既に遺体はないものの、
臭気はひどくゴキブリやら蛆虫やらネズミやらがひしめいている。
部屋中が血で汚れていることもある。
この部屋をまず、きれいに掃除することから著者の仕事は始まる。
遺品の整理はそれから、である。まことに壮絶な仕事である。
いちばん感銘を受けたのは、老人ホームで死んだ女性の話。
息子がいるが、遺品の引き取りどころか、住所も知らせようとしない。
母親とは一切、係わり合いを持ちたくないという。
死してなおこれ程嫌われるとは、生前によっぽどの確執があったのだろう。
しかし母の遺品のなかには、息子が小学生のとき作ったロボットの工作があった。
母は息子との思い出を大切にしまっておいたのである。
著者は、息子に引き取って貰えなかった母子の思い出の品をやむなく処分する・・・
人間は死んでしまえばモノに過ぎない。
死臭はそのことを実にあからさまに私たちに示す。
けれども、遺品には故人の生前の記憶がある。
遺品を通して遺族の心に故人が残る。
80%の人が病院できれいな姿で死ぬようになって、
私たちは人間のリアルな死に触れることがなくなった。
が、ここには病院で死ななかったリアルな死が満載されている。
かなりショッキングな内容ではあるが、
著者の視線が死者にも遺族にも優しいのが救われる。
一読の価値はある。
http://www.amazon.co.jp/%E9%81%BA%E5%93%81%E6%95%B4%E7%90%86%E5%B1%8B%E3%81%AF%E8%A6%8B%E3%81%9F-%E6%89%B6%E6%A1%91%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%90%89%E7%94%B0-%E5%A4%AA%E4%B8%80/dp/4594058086/ref=cm_cr_pr_pb_i
日本特有のムラ社会から解き放たれた現代人は「自由」を獲得しましたが、親子間、家族間の断絶を同時に生み出して、
核家族化が急速に進みましたね。
で、今問題になってるのは独居老人の“孤独死”です。
現在600万人もの一人暮らしの老人が今後さらに爆発的勢いで増えますので、東京都だと20年後には世帯の半数が一人暮らしになります。もちろん、ほとんどが独居老人です。
年取ると80%ぐらいの人は病院で亡くなりますが、20%ぐらいは家で亡くなります。
そんな中で現在、新たなビジネスとして注目されているのが「遺品整理業者」です。
今後半世紀以上にわたって爆発的な需要が約束された業界なので、新規参入も激増してる。
まともな業者がほとんどだと思いますが、中にはそうでない業者も増えています。
暴対法でがんじがらめになった反社会勢力が新たな“シノギ”にしてたりする。
普通に遺品整理してるだけじゃ彼らのインセンティブになるほど儲かりませんが、
遺品整理には思わぬ“余禄”があるのです。
遺族も知らないような"へそくり"とか高級時計とか、価値ある絵画なんてものも出てくることがあるそうです。
で、これらのお宝は遺族には返しません。こっそりがめてるw
だいたい、孤独死するようなお年寄りは普段から子供や親族との交流が断絶してるし、遺族も冷たいもんで、
金目のモノがあると知ってないかぎり、死臭漂う部屋で遺品整理なんかまともにやらない。
当然、業者に丸投げです。
たんす預金が数百万円とかはザラだし、それらはみんな業者のポッケにナイナイですww
誰も見てないし、遺族も金目のモンの存在自体知らないからばれるわけない。
裕福な老人の孤独死だと、破格で遺品整理を請け負う業者がいますが、こういう裏事情があるのです。
生きてても死んでても、結局はカネにあるところに人間は集まるといういこと。
なんだかなあぁ・・・・・。
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著者はもともと引越し屋さんだが、
亡くなった人が遺した荷物に引き取り手がないことにヒントを得て、
遺品のリサイクルという商売を思いついた。
成功したベンチャーの事例としておもしろそうだったので
軽い気持ちで手にとってみたが、これが大変なシロモノである。
どんな遺族も、遺体の痕跡が残った遺品、
すなわち死臭が染み付いた遺品は引き取らない。
死臭が染み付くのは、死後何日も放置された結果、
遺体の腐敗が進むからである。
著者が遺品の回収に出向く部屋には既に遺体はないものの、
臭気はひどくゴキブリやら蛆虫やらネズミやらがひしめいている。
部屋中が血で汚れていることもある。
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遺品の整理はそれから、である。まことに壮絶な仕事である。
いちばん感銘を受けたのは、老人ホームで死んだ女性の話。
息子がいるが、遺品の引き取りどころか、住所も知らせようとしない。
母親とは一切、係わり合いを持ちたくないという。
死してなおこれ程嫌われるとは、生前によっぽどの確執があったのだろう。
しかし母の遺品のなかには、息子が小学生のとき作ったロボットの工作があった。
母は息子との思い出を大切にしまっておいたのである。
著者は、息子に引き取って貰えなかった母子の思い出の品をやむなく処分する・・・
人間は死んでしまえばモノに過ぎない。
死臭はそのことを実にあからさまに私たちに示す。
けれども、遺品には故人の生前の記憶がある。
遺品を通して遺族の心に故人が残る。
80%の人が病院できれいな姿で死ぬようになって、
私たちは人間のリアルな死に触れることがなくなった。
が、ここには病院で死ななかったリアルな死が満載されている。
かなりショッキングな内容ではあるが、
著者の視線が死者にも遺族にも優しいのが救われる。
一読の価値はある。
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日本特有のムラ社会から解き放たれた現代人は「自由」を獲得しましたが、親子間、家族間の断絶を同時に生み出して、
核家族化が急速に進みましたね。
で、今問題になってるのは独居老人の“孤独死”です。
現在600万人もの一人暮らしの老人が今後さらに爆発的勢いで増えますので、東京都だと20年後には世帯の半数が一人暮らしになります。もちろん、ほとんどが独居老人です。
年取ると80%ぐらいの人は病院で亡くなりますが、20%ぐらいは家で亡くなります。
そんな中で現在、新たなビジネスとして注目されているのが「遺品整理業者」です。
今後半世紀以上にわたって爆発的な需要が約束された業界なので、新規参入も激増してる。
まともな業者がほとんどだと思いますが、中にはそうでない業者も増えています。
暴対法でがんじがらめになった反社会勢力が新たな“シノギ”にしてたりする。
普通に遺品整理してるだけじゃ彼らのインセンティブになるほど儲かりませんが、
遺品整理には思わぬ“余禄”があるのです。
遺族も知らないような"へそくり"とか高級時計とか、価値ある絵画なんてものも出てくることがあるそうです。
で、これらのお宝は遺族には返しません。こっそりがめてるw
だいたい、孤独死するようなお年寄りは普段から子供や親族との交流が断絶してるし、遺族も冷たいもんで、
金目のモノがあると知ってないかぎり、死臭漂う部屋で遺品整理なんかまともにやらない。
当然、業者に丸投げです。
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誰も見てないし、遺族も金目のモンの存在自体知らないからばれるわけない。
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