弁護士は儲からない
- 2012/09/14
- 18:21
年収1000万円を優に超える、リッチな生活。高い学費を払い、苦学の末に手に入れた金のバッジは、勝ち組人生へのチケットだったはずだ。しかし、取材に協力してくれた現場の弁護士は、口を揃えて「儲からない」と言う。謙遜かと思いきや、事態はこんなに深刻だった。
「正義のために働きたいという気持ちの裏に、『おカネが儲かって、勝ち組になれる』という打算があったのも事実です。
でも、現実はまるで違いました。現在の私は、年収500万円で200万円の借金を抱える多重債務者です。ロースクール時代の借金を未だに返済できず、"ボス弁"から振られた雑用をクタクタになってこなしながら、爪に火を点すような生活を送る—そんな毎日を繰り返しています。
今は我慢の時だと自分に言い聞かせていますが、気持ちが折れそうになることもたびたびです」
都内の弁護士事務所で"イソ弁"をしているAさん(28歳)は、そう呟いて下を向いた。
サラリーマンを辞めて弁護士を志し、今年資格を得たばかりのBさん(32歳)の名刺には、090で始まる携帯電話の番号が印刷されていた。固定電話の番号ではない。事務所を持たず、携帯電話1本で仕事をしているからだ。
「就活で50軒ほど法律事務所を回りましたが、想像を絶する就職難で、まったく決まりませんでした。でも奨学金の返済はあるし、食い扶持も稼がなくてはならない。そこで、やむなく携帯1本で独立することにしたんです。
仕事? ほとんど入りません。今は債務整理を3本ほど抱えているだけ。この業界はコネが命です。みんなが就職したがるのも、"ボス弁"から仕事を振られたり、クライアントを紹介してもらえるから。月収はいい時で30万円程度。カツカツですよ」
高い収入とステータス。数ある士業(さむらいぎょう)の中でも、"高嶺の花"だった弁護士業に、大異変が起きている---。といっても、きっとあなたはピンとこないだろう。
AさんやBさんのような弁護士はごく一部で、大部分の弁護士はリッチな暮らしをしているはずだ、と。しかし、そんなイメージは、もはや古き良き時代の幻想に過ぎないのだ
つづきは・・・・
10年以上前だと、弁護士の平均年収は2000万円ぐらいありましたが、
今は大手企業のサラリーマンと変わらないぐらいに落ち込んでいるようです。
相場の世界と同様に弁護士の世界も“1強100弱”の世界・・・・一握りの超勝ち組がおいしいとこを総取りしています。
ですので、平均年収も勝ち組弁護士によってドーンとかさ上げされています。
分布の多い中央値で見れば本当の姿が見えてきます。
つまり、平均データ上の弁護士の平均年収800万円よりももっと下、年収500万円以下の弁護士が多数存在してるのです。
かつて、歯科医は収入面で超勝ち組でしたが、今や昔の話・・・・・弁護士も同じようになります。
需要に対して供給が過剰になれば儲からなくなるだけ。じつに単純な話です。
今後、ITのさらなる進化と人材のグローバル化によって、誰でもできる仕事には下方への大きな“重力”が働きます。
つまり、賃下げあるいは仕事自体がなくなることもありえます。
利便性・合理性の追求とは、究極的には人間の存在の否定に行き着きます。
いつか、どこかのタイミングで、立ち止まって考え直す日が来ると信じたいです。
今より断然不便で非合理な30年以上前の生活と現代を比較して、体感的にどちらが幸せでしょうか?

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「正義のために働きたいという気持ちの裏に、『おカネが儲かって、勝ち組になれる』という打算があったのも事実です。
でも、現実はまるで違いました。現在の私は、年収500万円で200万円の借金を抱える多重債務者です。ロースクール時代の借金を未だに返済できず、"ボス弁"から振られた雑用をクタクタになってこなしながら、爪に火を点すような生活を送る—そんな毎日を繰り返しています。
今は我慢の時だと自分に言い聞かせていますが、気持ちが折れそうになることもたびたびです」
都内の弁護士事務所で"イソ弁"をしているAさん(28歳)は、そう呟いて下を向いた。
サラリーマンを辞めて弁護士を志し、今年資格を得たばかりのBさん(32歳)の名刺には、090で始まる携帯電話の番号が印刷されていた。固定電話の番号ではない。事務所を持たず、携帯電話1本で仕事をしているからだ。
「就活で50軒ほど法律事務所を回りましたが、想像を絶する就職難で、まったく決まりませんでした。でも奨学金の返済はあるし、食い扶持も稼がなくてはならない。そこで、やむなく携帯1本で独立することにしたんです。
仕事? ほとんど入りません。今は債務整理を3本ほど抱えているだけ。この業界はコネが命です。みんなが就職したがるのも、"ボス弁"から仕事を振られたり、クライアントを紹介してもらえるから。月収はいい時で30万円程度。カツカツですよ」
高い収入とステータス。数ある士業(さむらいぎょう)の中でも、"高嶺の花"だった弁護士業に、大異変が起きている---。といっても、きっとあなたはピンとこないだろう。
AさんやBさんのような弁護士はごく一部で、大部分の弁護士はリッチな暮らしをしているはずだ、と。しかし、そんなイメージは、もはや古き良き時代の幻想に過ぎないのだ
つづきは・・・・
10年以上前だと、弁護士の平均年収は2000万円ぐらいありましたが、
今は大手企業のサラリーマンと変わらないぐらいに落ち込んでいるようです。
相場の世界と同様に弁護士の世界も“1強100弱”の世界・・・・一握りの超勝ち組がおいしいとこを総取りしています。
ですので、平均年収も勝ち組弁護士によってドーンとかさ上げされています。
分布の多い中央値で見れば本当の姿が見えてきます。
つまり、平均データ上の弁護士の平均年収800万円よりももっと下、年収500万円以下の弁護士が多数存在してるのです。
かつて、歯科医は収入面で超勝ち組でしたが、今や昔の話・・・・・弁護士も同じようになります。
需要に対して供給が過剰になれば儲からなくなるだけ。じつに単純な話です。
今後、ITのさらなる進化と人材のグローバル化によって、誰でもできる仕事には下方への大きな“重力”が働きます。
つまり、賃下げあるいは仕事自体がなくなることもありえます。
利便性・合理性の追求とは、究極的には人間の存在の否定に行き着きます。
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